- 家族や自分のために、食の知識を深めたい!
- 食に関係する資格は取りたいけど費用はかけたくない
本記事は上記の疑問を解決します。
食に関する代表的な資格には「管理栄養士」や「調理師免許」「アスリートフードマイスター」などさまざまありますが、専門学校や大学に通う必要があり、費用面や時間の関係で断念することもありますよね……。
そんなときにおすすめの資格が「食生活アドバイザー」です!
「食」は人が生きていくうえで欠かせないこと。
日常でもっとも身近な存在である「食」に関する資格を取得できれば、より充実した毎日が送れるだけでなく、確実に自信につながります!
私も食生活アドバイザーの資格を取得して、料理や食材選びにも活かせて自信にもなりました。
とはいえ、食生活アドバイザーは独学でも合格できるのか、費用はどれくらいかかるのか気になりますよね。
今回は食生活アドバイザーの資格は独学で合格できるのか、難易度も徹底解説します!
【結論】食生活アドバイザーの資格は独学でも取れる!
結論からお伝えすると、食生活アドバイザー検定試験は独学でも合格できます。
実際に高卒の私でも独学で合格できました。
とはいえ、もちろん勉強なしで合格できるほど甘くはありません。
加えて、食生活アドバイザー検定試験には3級と2級があり、それぞれ難易度も違います。
食生活アドバイザーの難易度
食生活アドバイザー検定試験3級と2級のそれぞれの難易度を解説します。(参考:食生活アドバイザー検定)
食生活アドバイザー3級の難易度と内容
合格率:65%
受験料:5,500円
出題形式:マークシート50問
合格基準:100点満点中、60点以上で合格
内容
テーマ | 内容 |
---|---|
①ウェルネス上手になろう | 健康になるための3本の柱である栄養・運動・休養 の観点から健康をトータルに捉え、健康管理の基礎を学習。 |
②もてなし上手になろう | 食習慣やマナー、テーブルコーディネーションなど、食事を旬や調理とともに美味しく、楽しくするための基本を学習。 |
③買い物上手になろう | スーパーやコンビニエンスストアの利用術を学び、賢い消費者になることを目指し、期限表示、食品表示や原産地表示、さらには食の安全性について学習。 |
④段取り上手になろう | 食中毒予防やゴミ処理問題、リサイクル問題や環境問題について家庭の食卓をテーマに学習。 |
⑤生き方上手になろう | 流通、物流から小売の形態、裏舞台から表舞台までを食業界とともに消費者の視点から学習。 |
⑥やりくり上手になろう | 社会生活における情報を中心とした世の中のしくみを暮らしや経済とともに考え、日常生活の知恵にすることを学習。 |
3級は健康を意識した内容をはじめ、スーパーなどでの買い物で役立つ表示や安全性、食中毒予防や物流など幅広くなっています。
内容は幅広いですが、家事をしている方にとっては日常の光景を想像しやすいので、スッと理解できます!
食生活アドバイザー2級の難易度と内容
合格率:40%
受験料:8,000円
出題形式:マークシート42問、記述式問題13問
合格基準:123点満点中、74点以上で合格
内容
テーマ | 内容 |
---|---|
①栄養と健康 | 健康全般に関しての幅広い知識を身に付け、トータルに健康をアドバイスするための方法や、現代人にとっての「健康」の意味について学習。 |
②食文化と食習慣 | 日本伝統の行事食・旬・季節・食材の結びつき、食事のマナー・食配膳のルール・テーブルコーディネーションについて学習。 |
③食品学 | 食品の期限表示、食品表示チェック、食品の分類と概要について学習します。環境問題と安全性・残留農薬・遺伝子組み換え食品・有機食品・食品添加物について学習。 |
④衛生管理 | 食品衛生・食中毒の予防・食品化学や衛生管理における注意点、HACCP方式による安全な食べ方と衛生環境を学習。 |
⑤食マーケット | 「ミールソリューション」や「ホームミールリプレースメント」といわれる現代の食仕様の実態や食流通の実際を学習します。外食産業を中心としたフードサービスとメニューメイキングの方法を学習。 |
⑥社会生活 | 暮らしの中の「ヒト・モノ・カネ・情報」をとおした経済と消費のしくみを学習します。私たちの日常生活の中の消費者問題や環境問題、さらにはIT社会におけるこれからの消費生活について学習。 |
2級は食により深く踏み込んだ内容になっています。
健康についての知識や食中毒予防や衛生管理、消費者・環境問題など、自分だけでなく、周囲にも精通する内容です。
食生活アドバイザー検定2級・3級 併願も可能!
受験料:13,500円
食生活アドバイザー検定は2級と3級の併願受験も可能です。
1回の受験で済ませたい場合は、併願受験をおすすめします。
食生活アドバイザー検定の公式サイトではチャレンジ問題も掲載されているので、腕試しに解答してみるのもおすすめです!
食生活アドバイザーに1級は無い
食生活アドバイザー検定に1級はありません。
理由を調べてみましたが、不明。
Yahoo!知恵袋には直接問い合わせた人もいましたが、食生活アドバイザー検定のスタッフからは「知りません」という解答だったようです。
食生活アドバイザーの受験資格
食生活アドバイザー検定はだれでも受験できます。
中卒や高卒などの学歴も年齢も関係ありませんので、食や栄養に興味がある方はだれでもチャレンジできます!
食生活アドバイザーの試験を受けるチャンスは年2回!
食生活アドバイザー検定は年2回開催されています。
その他の詳しい内容は以下のとおりです。
試験日
6月・11月の年2回
試験会場
- 札幌:札幌市内
- 仙台:仙台市内
- さいたま:さいたま市内
- 千葉:千葉市内
- 東京:東京23区内
- 横浜:横浜市内
- 新潟:新潟市内
- 金沢:金沢市内
- 静岡:静岡市内
- 名古屋:名古屋市内
- 大阪:大阪市内
- 神戸:神戸市内
- 広島:広島市内
- 福岡:福岡市内
※2024年現在の情報です。
申し込み期間
6月受験の場合:2月頃~4月頃まで
11月(2024年は11月24日)受験の場合:2024年7月29日(月)~9月13日(金)16:00まで
受験料の支払い方法によっても申し込み期間が異なります。
銀行振込・ゆうちょの場合は上記の期間で、クレジットカードで支払う場合は1週間程度あとまで申し込みが可能です。
合否発表
合否は郵送で通知され、受験日から2ヵ月程度での発表になります。
食生活アドバイザーに合格した私の勉強法
食生活アドバイザーの勉強は公式のテキストを熟読し、独学で合格しました!
テキストはわかりやすいので、仕事の休憩時間や寝る前など、空いた時間に勉強できるのでおすすめです。
とはいえ、2級はしっかりと勉強しなくてはいけない内容なので、確実に1発で合格したい場合は通信講座などを受講しておくのも一つの方法です。
食生活アドバイザーに合格して自信がついた!
ぶっちゃけ、食生活アドバイザーの資格は就職に有利になるとは限りません。
それでも、ネットで検索して得た情報だけでなく、しっかりと勉強して取得した知識なので、日々の献立や買い物などにとても役立っています。
体調が悪いときや毎日の健康を意識した食生活にもつながるので、ただ料理を作っていた頃よりもバランスのよいメニューを家族に提供できています。
食生活アドバイザー検定はしっかり勉強すれば、独学でも合格できる資格なので「何か資格を取りたい」と漠然と考えている方でもチャレンジしやすいのも魅力です!
自分のスキルアップの第一歩に、年齢制限もない食生活アドバイザーの資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
コメント
コメント一覧 (4件)
[…] 食生活アドバイザーは独学でも取れる?3級と2級の難易度も解説 […]
[…] 食生活アドバイザーは独学でも取れる?3級と2級の難易度も解説 […]
[…] >>食生活アドバイザーの資格についてはコチラの記事でも紹介しています。 […]
[…] woman's uuup! 食生活アドバイザーは独学でも取れる?3級と2級の難易度も解説 食に関連する資格の中でも合格しやすい「食生活アドバイザー検定」。本記事では食生活アドバイザ […]